Reyesです。仕事で必要になりそうなので勉強しなければならない分野が出来ました(前々から薄々気づいてはいましたが・・・)。これはそのうち書きます。
出世払いの続きです。
出世払いが「出世したならば」「払う」というような停止条件つきの債務と考えると、「出世しなければ」「払わなくて良い」ということになりそうです。
が、これは非常に不合理です。
これは「出世すれば」「払う」し、「出世しないことが確定すれば」「払う」と考えるのが、妥当といえます。
これは、「払う」ことは確実だが、いつ払うかが確定していない状態ということが出来ます。
このように支払時期の不確定な債務を「確定期日のない債務」といいます。
「確定期日のない債務」の弁済期(お金を支払う時期)は、請求時です。
ですから友人が「出世払いで」といったときに「では、今払ってくれ」といった時点で弁済期が到来し、友人は、直ちに支払わなければならなくなります。
また、同時に履行遅滞に陥ります。履行遅滞時には「1.履行請求」「2.解除」「3.損害賠償請求」ができます。
出世払いって怖いですね?
遅くなりました。
逃げてきたんですか?
因みにアメリカの法律は知りませんが、日本法の場合、義務履行地の裁判所が管轄裁判所になることがあります。
つまり、弁済対象の債務が取立債務の場合、債務者の所在地が義務履行地となり、当該債務者の所在地を管轄する裁判所(おそらく「さいたま地裁」)になります。
この場合、おそらく日本法に準拠して裁判が進められる可能性が高く、従って、アメリカでつくった借金も本文同様となる可能性があります。
もっともアメリカの場合、「Long Arm Statute」といういかにもアメリカらしい法令により、管轄裁判所を国内に強制移管する可能性があります。
その場合は、アメリカまで裁判に行って下さい。
ただし、アメリカで確定判決がでても直ちに日本国内で強制執行できるわけではない(民訴§118等)ので安心してください。
なお、NOVAはアメリカってことで宜しいんじゃないですか?(真意が読み取れません)